年齢を重ねると、不思議なことに「控えめにしておこう」「今さら綺麗になろうなんて恥ずかしい」と、謎の遠慮で自分の欲求を遠ざけてしまう瞬間があるものです。
でも本当は――45歳を超えた大人にこそ、“華やかさ”が必要なのです。
ある時期から、無駄を無くしたシンプルな装いや無難な色は、どうしても”老け見え”しがち。
でもそれは「あなた」だからじゃない。
45〜55歳頃に訪れる”更年期”のせいなのです。
この時期に卵巣の機能が低下して、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少しまうのですから、有り余るほどの”ツヤ”を放っていた若いころと違っていて当たり前。
だからこそ、思考の変換が必要です。
女性ホルモンと一緒に肌ツヤ、髪ツヤは失われていくけれど、ここからは大人の「品」や「深み」が武器になっていきます。 ”華やかさ”とは、そんな武器を生かしてくれるエッセンスです。
ここからは、甘さや華を”素直に”楽しむことが、内面のゆとりや品格となって輝き出すのです。
遠慮して本当になりたい姿から遠ざかって生きるのではなく、自分の心に素直になって「理想のわたし」にフォーカスすると、人生が豊かに回り出します。
大人の”華やかさ”をプラスする
たとえば、メンズライクなジャケットにレースやフリルをほんの少し忍ばせる。
ベーシックな装いに、艶やかな素材やアクセサリーを加えてみる。
それだけで、見違えるほど“わたしらしく”華やぎます。
年齢とともに、肌や髪が少しドライに傾くこともあります。
そんなときは、光をまとうようなディテールや、柔らかく揺れる質感を取り入れて、全体のバランスを自分自身の手で整えていきます。

”華やかさ”を足すポイント
❶ シンプルな白Tシャツ合わせ。このままではのっぺりして”華”が出ない。
❷ ネックレス、ピアス、時計などのアクセサリーを足して、袖をまくって”こなれ感”をプラス、髪をアップにして品のある印象に。
❸ インナーにギャザーなど女性らしい柔らかいディテールを。パールのアクセサリーは品よく”華”を足せる優秀アイテム。
華やかさは、自分へのいたわりであり、未来へのエール
「もう若くないから」「派手に見られたくないから」と、選択肢を狭めてしまうのはもったいない。
むしろ今こそ、自分の“好き”や“ときめき”を真ん中に置いていいのです。
服に、ジュエリーに、香りに、少しの華やかさを添えるだけで、日常がふっと心地よく変わる瞬間があります。
たくさんは必要ありませんが、一つひとつ心を込めて、自分の感性で選び抜いたものがあるだけで、人との関わりも、自分との向き合い方も、豊かに変わっていきます。
”丁寧に、「わたし」を楽しむこと”
それが、年齢を重ねた女性が持てる、本物のラグジュアリー。
そして、あなたの華やかさは周りの誰かを照らす光になります。
どうかその光を、遠慮せずにまとって。
あなたには、その輝きをまとうだけの理由が、もうすでに十分にあるのだから。


